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ライカLマウントレンズ、ズマリット50mm f1.5の修理のようすをお伝え致します。

レンズのくもり、また、グリス切れで距離環の動きが渋くなってます。
絞り羽根への油滲みで絞りダイヤルの動きも重くなってます。


ズマリット50mm f1.5。

この頃、じわじわと人気者らしいです。
かなりくもりが出ています。
レンズ側とヘリコイド側に分けます。
絞り羽根清掃の為に分解していきます。
各部の古いグリスを薬品を使い清掃します。
絞り羽根は油でくっついてました。
一枚ずつ油をふき取ります。
油のにじみもなくなり、動きもスムーズになりました。
レンズのくもり清掃を行ないます。
周辺部のくもりが取りきれず、少し残りましたが、写りにはほとんど影響がない程度かと思います。
続いて動きが渋くなっている、ヘリコイド部のグリスを入れ替えます。
分解します。
古いグリスを清掃したあと、新しいグリスを塗布します。
レンズ、ヘリコイド側ともに完了です。
組み付けてピントや操作感を確認します。
完成です。

ありがとうございました。

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