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SUMMICRON 50mmのオーバーホールを紹介いたします。
先に修理のようすをアップさせていただいたM4-2とセットでお預かりしたレンズになります。

レンズのくもり清掃、ヘリコイドのグリス入れ替えを行ないます。


ズミクロン50mm f2です。
くもりが目立ちます。
まずは動きが重くなっているヘリコイドの清掃とグリスの入れ替えを行ないます。
ヘリコイドのグリス入れ替えの後、レンズと絞り羽根側にかかります。

絞り羽根への油滲みにより、絞りダイヤルの動きが重くなっておりました。

絞り羽根の清掃を行ないます。
レンズ清掃にかかります。

周辺部からくもりが出てきているのが分かります。
綺麗になりました。

目立つくもりは前玉側、後玉側、それぞれのユニットの外側の面に出ている事が多いのですが、内部の面も薄く曇っておりますので、分解しながら1枚ずつ拭く必要があります。
絞りダイヤルやヘリコイドの動きがスムーズになり、これで気持ちよくお使いいただけると嬉しいですね。

清掃により写りも良くなるかと思います。
グリスが馴染むのを待つため数日空けた後、先に修理を行った4-2と共に最終の点検を行い修理完了です。


有難うございました。


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